平成十三年正月、当神社にて開催されました第一回現代美術絵馬展に、日本を代表する美術家四十二名の方々が、二十一世紀の幕開けにふさわしい現代絵馬を奉納いただきました。従来の観念にとらわれない斬新な作品群は新世紀の初頭を飾る気迫溢れた力作として好評を得ました。
この飾り絵馬は現代美術に携わる方の作画により、新年甲辰歳を寿ぎ、ご尊家のご隆昌とご清福を祷るものであります。
干支祈願絵馬 800円
干支飾り絵馬(作者先生サイン入り・数量限定)1,500円
この他破魔矢(1,500円)鏑矢(2,500円)にも干支絵馬を付けております。
正月期間中お守り授与所にて頒布致しております。
令和六年(辰歳)作画にあたり
真清田神社の龍神様のお話。神社では今もなお、清らかな水が湧き出ています。その昔、高名な大師は日照りが続いたので雨乞いの祈念を行いました。するとにわかに空が黒雲に覆われ龍神様が現れました。激しい降雨とともにこの龍神様は宮の森深くに姿を消したと言いますが、これは一説によると自らの生命を犠牲にして雨を降らせたとの事。
尊い龍神様のいる世界はどんな所だろう。雲の上なのか、海の底なのか、天に通じる光が差し、愛に咲く花に彩られているのか。私たちそれぞれが心開いて想像してみよう。そうすれば私たちを導いてくださる何かに出会えるかもしれない。
水彩の叙情的な風景画を描きながら本の出版や個展多数。月刊「詩とメルヘン」にてデビュー。豪州に移住、一宮の杜の宮市にも参加。豊ヶ丘学園(少年院)にて美術指導。世界を旅しながら絵を描いている。